2017 April
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いよいよ4月、新年度がスタート。私は週の始まりの月曜日や月の初めの1日な ど、スタートの日がとても好きなので新年度の始まる4月1日は「心機 一 転」、爽やかな気分の朝。しかし・・・窓を開けてびっくり!昨晩から降り続い た雪で一面真っ白、4月とは思えない雪景色のスタートとなる。 |
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せっかく自由業である以上、混んだ時期や時間帯に移動したくない・・・。北陸 新幹線の開業以来、軽井沢の往復も時間帯と列車を選ばないとデッキで 立った まま軽井沢に行くハメになる。週末の東京行き「あさま」は見事に空いていて、 ゆったりPCを開けて仕事をしつつごきげんな帰京。 |
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上野の美術館に展覧会に行くのもこの桜のシーズンはとにかくタイヘン、9時半 に到着した時点でこの人だかり・・・見終わって美術館を出た時には身 動きが 取れないほどの「人込み」に!夜のニュースで「32万人の人出」と聞いてまた びっくり。 |
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お花見の人込みは凄まじく、どこかでお茶を・・・なんて甘かった!ようやくカ フェの隅に空席を見つけて腰を下ろす。西洋美術館の壁面が美しく見え てほっ とする・・・。 |
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我が家の前の小学校の桜も咲き始め、いよいよ新学期が始まる。窓を開けると一 面の桜が眩しい朝。 |
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桜も満開になり新年度もすっかりスタート、早速に卒業生のM君がさまざまな報 告を兼ねてお食事に。サラダにパスタと言うシンプルなディナーもト リュッフ のオイルを添えて頂くと何だかリッチ、ロゼのスパークリングワインで春らしい ディナーに。 |
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母の三回忌の今日、運の良い母らしく雨の予報が奇跡的に曇り空で留まっ て・・・。グルーミーな空でも桜はやはり美しく、お供えのお花も母らしく華 やかに! |
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4月とは思えない冷たい雨・・・打ち合わせで六本木のミッドタウンへ。フラン ス人の友人が驚く巨大なショッピング・コンプレックス、主人のデザイ ンした ブティックもあり久しぶりのショッピングも楽しい。ココの桜ももう満開、雨に 霞む桜もなかなか美しい。 |
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午前中は殆ど事務所でPCに向かっているので、この季節は打ち合わせテーブル の窓辺に移動して美しい桜を見ながら・・・。 |
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主人の還暦のお祝いで軽井沢へ。もうすっかり春、夕方に到着してもまだまだ日 が長くまずはテラスで乾杯!快晴で暖かい素晴らしい一日だっ た・・・。 |
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急に春らしくなった今日、暖かい陽射しの中を歩いて旧軽井沢銀座へ。プティ・ サンモトヤマで私の作品のディスプレイを拝見し、フランスベーカリー で朝の カフェを楽しむ・・・美しいシーズンが始まる。 |
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昨年は30年ぶりにスキーを再開し、今年は12年ぶりにテニスを再開。そし て、ようやく乗馬も再開!と言っても私はアメリカで、それもロッキー山 脈の 麓で乗っていたので完全なウェスタン・スタイル。 日本ではやはりイギリス式が主流なので、まずは初心に戻ってコーチのお話をよ く聞いて馬に慣れることからスタート。広大なロッキーの山を馬で走り 川を渡 り・・・ワイルドな思い出が蘇る。 |
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東京ー軽井沢も長野オリンピック以来新幹線のおかげで近くなったけれど、東 京ー名古屋も山陽新幹線のぞみに乗ると本当に近い。打 ち合わ せを終えて友人 の待つお店へ・・・。名古屋のデパート文化は東京とは全く違っ てレストラン 階も広いフロアに4店、「名店のみ」の激戦区。行 列のすごさに 圧倒されつつ もお店に入るとデパートの中とは思えない静かなしつらえ、本店と 引けをとら ないお座敷で「ひつまぶし」を堪能する。 |
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私が名古屋に少し詳しくなったのは長いお付き合いのジュエリーデザイナーF嬢 のおかげ。NYの素晴らしいロフトに遊びに行ったり、私のパリのアト リエに もいらしたり・・・もう長いお付き合い。今年で20周年を迎える彼女のショッ プにお邪魔する。NYから帰国して開店したばかりの頃に伺った ことを思い出 し、あれから20年?母のジュエリーのリフォームの相談や工具やパーツ、さま ざまなツールの情報交換などなど、あっという間に時間が 過ぎる。研究熱心で 丁寧なお仕事ぶりにすっかり刺激を受ける。 |
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全国的に真夏日の今日、名古屋も暑い!大阪に到着すると照りつける西日は4月 とは思えない。ホテルにチェックインすると既に空調は冷房に・・・。 クール なお部屋から澄み切った空と大阪の景色を眺める。 |
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真夏のようなお天気で夜の大阪は大変な人!パリからの友人と久々の再会、お好 み焼きを頂きつつ尽きないお喋り・・・。仕事もプライベートも充実し た名古 屋と大阪の一日、最上階のガーデン・スパでようやく寛ぐ。アウトドアのジャグ ジーも快適な今晩、LEDのライトが何だか幻想的。 |
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スパの後は大阪の街が一望できるラウンジでハーブティーを頂きつつ・・・よう やく長い一日が終わる。 |
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ぐっすり眠って爽快な朝、でもまだ夜が明けていないかも?誰も居ない早朝のス パ、静かにお湯の音だけが響く。明けたばかりの空を見ながらジャグ ジーでの んびり、今日も長い一日になりそう。ラウンジにもまだ誰も居ない・・・。エス プレッソを頂きながらグルーミーな空を眺める。 |
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中之島フェスティバルプラザのオープン、11時の開店を前に各ショップに次々 と胡蝶蘭が届く。カフェもオープン初日とあってお客様より関係者の方 が多 い?皆さんご挨拶と名刺交換で大忙し! |
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中ノ島フェスティバルプラザも無事オープンしてさまざまな打ち合わせも全て終 了、ホテルに戻りしばし休憩。中ノ島、心斎橋と仕事のみだったけれど 少し大 阪の地図がわかってきた?中ノ島は東京で言えば丸の内のようなところ?広々と したロビーやラウンジなど外国人ビジネスマンも多いこのホテ ル、ダイナミッ クなフラワーアレンジメントが美しい。 |
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大阪から戻ると明日はもうパリに出発なので商品の検品・梱包・発送と伝票など の書類作成、と地味な作業の一日。大阪、名古屋とお取引様にお会いし た後だ けに、こうして送り出す商品が店頭に並びお客様のお手元に届くまでにたくさん の方々にお世話になっていることを改めて思う。お客様の日常が 私の作品で少 しでも華やぎますように・・・。 |
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本当の結婚記念日は明日だけれどパリに出発するので一日前倒しの今晩、どこか にディナーに行くというわけでもなくいつものように我が家で過ごす。 銀婚式 という事でヴーヴ・クリコの1993年ミレジムのシャンパンを開ける。25年 前の今日は結婚式前日、泣き笑いで漫画のような一日を過ごした ことを思い出 す。それにしても銀婚式の貫禄は全く無い私達、いつになったら「いぶし銀のよ うな魅力」が醸し出せるのだろう?ミレジムのシャンパン のような琥珀色の 日々というのも程遠く、何だかアオニサイのまま?何よりも元気でこの日を迎え られたことに深く感謝する。 |
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イベント続きだった1ヵ月、全て無事に終えてようやく機上へ。軽井沢、名古 屋、大阪と移動が続いたけれど、最近は「疲れ切らない」をモットーにし てい るのでゆったりとした気分の出発、若かった頃とは隔世の感がある。アペリティ フを頂きながら眺める美しい空、雲の動きが刻一刻とかわりいつも まで見てい ても飽きない。子供の頃、初めて飛行機に乗った時の感動は今も鮮明に覚えてい る。「こんな美しい景色、見たことない・・・」と初めて 買ってもらったカメ ラで沢山の写真を撮った、そんな感動をいつまでも大切にしたい。 |
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ぐっすり眠っているうちにそろそろローマが近くなる。PCを叩きまくっている 外国人のビジネスマンのおじ様から見たら、空の写真を撮っては眠って いる私 は呑気な子供のように見えているようでやたらにニコニコされて少し恥ずかし い・・・。銀色に光る美しい海の先にはラグーンが続くローマへの 空路、太陽 が海に映って本当に美しい。ニコニコするおじ様をよそにもちろん写真を撮る私! |
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相変わらず全てアナログでマニュアルなイタリア・・・今時タラップを降りるの はこの空港だけなのでは?機体にあまりにも近いので暴風が吹くなか皆 さん髪 を振り乱して滑走路に待つバスへ。子供達はこんなに近くで飛行機を見られるこ とはなかなか無いので嬉しそうに記念撮影をする姿が微笑まし い。サマータイ ムで19時といってもまだまだ陽が高く真っ青な空にアリタリアの機体が美しい。 |
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久しぶりのカフェ、「帰ってきたんだね!」と皆さんの優しい笑顔に迎えられて パリの生活に戻る朝。私の応接間のようなこのカフェ、留守の間に訪ね て来た 人の事やことずかって下さっているモノを受け取りつつお互いの近況や家族のこ となどオーナーとしばしお喋り。そして悲しいお知らせ・・・、 このカフェに 無くてはならない存在だった古株のP氏の訃報に触れる。埋葬の日は皆さん喪に 服してカフェは閉店だったそう。思い出をつずるノートに は沢山のメッセー ジ、あまりにも若く逝ってしまったP氏の優しい笑顔を思い出ししんみりする朝。 |
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我が家の下のカフェは毎週木曜日の夜に音楽の生演奏がある。JAZZだったり ヴァイオリンだったり、若いアーティストに場を提供するというサン ジェルマ ンらしい雰囲気が楽しい夜。サマータイムになったので21時半でもまだまだ明 るい。美しい夕暮れを眺めながら早寝の私は一足先におやすみ なさい・・・。 |
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サマータイムになってからは21時半でもまだ明るい。快晴の金曜日、美しい夕 暮れは長くカフェのテラスは春の夜を楽しむ人たちでいっぱい。それに しても 美しい夕暮れのサンジェルマン・・・。 |
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舗道が狭く人通りの多いサンペール通り、ブティックのお掃除は週末の早朝に。右岸から左岸に渡るメインの通りなので車通りも多くホコリが いっぱい!扉には油を差して床を掃く。祖母から教わった昔ながらのお掃除の秘技、新聞紙をぬらしてちぎって・・・フランス人は皆さん「なるほ どね〜」と頷く。祖母のお手伝いで新聞をちぎるのが私の役目だった懐かしい日々を思い出しつつ、せっせとお掃除に励む静かな朝。何だか現代美 術のよう! |
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私がブティックを購入した25年前、オーナーのS氏は隣のカフェの経営者でサ ンペール通りの重鎮、それはそれはコワイ存在だった。売買交渉も「君 のよう な東洋のプティには売らん!」とにべもなく、この郵便箱に何度お手紙を入れた ことか。しかしソコはフランス人、時が経ちブティックがオープ ンしてからは お会いするたびに「どう?」と気にかけて下さった。数年前から体調を崩されて いたけれど昨年亡くなり、お手紙を入れた懐かしい郵便箱 もとうとう封鎖に。 あと少し時間が経つとこの郵便箱もまた違う人の名前になる・・・。 |
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パリに戻るやいなやアパルトマンの工事にブティックの改装と、パリらしい日 常?仕事のアポイントも全て工事の前に終えなくては・・・。久しぶりに 隅々 までお掃除が行き届いて気持ちが良い午後、工事の始まる前しばしの休息。 |
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いよいよ来週から建物の工事が始まる。お隣のアパルトマンのオーナーと細々と した打ちあわせの朝。日本のように新築のマンションが建つことは無い ので戸 数が増えることはないサンジェルマン、大掛かりな改装に躊躇しないフランス人 には本当に頭が下がる。気の遠くなるような工事計画を見ながら 日本人の私は かるく眩暈?工事の間もストがあったり資材が届かなかったり「何ひとつスムー ズに行かない」、が普通のこの国、すったもんだしては人 間関係を深めるのが 大好きだと・・・がらんとしたシュールな現場でフランス人の生きる力に脱帽す る私。 |
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フランス大統領選の予備選挙の今日、直前に起きたシャンゼリゼのテロの影響で 候補者の最後の演説も早めに終わり投票の日を迎える。11人の候補者 の写真 が並ぶサンジェルマン、決選投票には誰が残るのか・・・。 |
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ようやく春らしくなったパリ、毎年の事ながら待っていたかのようにカフェのテ ラスは鈴なりの人、大統領選の予備選の今日は皆さんこの話題で持ちき り! |
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大統領選の第一回投票直前とあってテロの警戒で至る所にPOLICE、平和な サンジェルマンですらこの光景。そして悲しいかな、もはや見慣れた光 景でも ある今のパリ・・・。 |
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フランス第5共和政の第10回大統領選の一回目の投票日の今日、テレビは開票 速報一色。独立系候補のエマニュエル・マクロン氏と極右政党・国民戦 線のマ リー・ルペン氏が24・01%と21.3%で決選投票に進むことに。これまで 政権を争ってきた伝統的な右派でも左派でもない候補が大統領の 座を争う異例 の展開と言うのも時代を反映しているのかも知れない。マクロン氏の24歳年上 の奥様もメディアに引っ張りだこ! |
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6月に我が家のギャラリーで開催する展覧会「苔と鉄」の打ちあわせをスカイプ にて。その昔はスキャンもなくカラーコピーも珍しかった・・・白黒の FAX に色指定したりしていた時代とは隔世の感がある。全てがライヴで進行するので タイムラグが無いのは良いけれど、タイムラグがあるからこそそ の間に思いつ くアイディアというのもあり、一長一短? |
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久しぶりに日本文化会館のヴェルニッサージュに伺った帰り道、21時半をま わってもまだ明るさの残るパリの空にライトアップの始まったエッフェル 塔が 美しい。サンジェルマンに着いてもまだまだ明るいこの時期、快晴の日の夕暮れ は暮れ行く空の濃い青さとライトアップのほのかな黄色のハーモ ニーが本当に 美しい・・・家に帰るのが惜しく教会の見えるカフェでしばし眺める。 |
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サンジェルマンはマスコミに出ない知る人ぞ知るブティックやレストランがひし めき合っている「奥座敷」のようなところだけれど、いったん中に入っ てしま えば本当に温かで粋な人間関係の築けるところ、フランス語を直訳すると「ゆる やかに結びついた絶対的な人間関係」・・・。長いお付き合いの 友人をご案内 しつつお喋りをしながらそぞろ歩くのは本当に楽しい。サンジェルマンの父のよ うな存在のC氏もごきげんで迎えて下さる。 |
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東京から来た友人を囲んでマダムB宅の素敵なディナー。4月にしては寒い今 晩、暖炉にくべた薪が燃えるスモーキーな匂いとパチパチという心地よい 音を バックにまずはシャンパンで乾杯。大統領選真っ只中のこの時期、滞在中に何事 もなくて本当に良かった。お天気にも恵まれてストもテロもな く・・・今やこ れが日常ではないパリ、早く平穏なパリに戻って欲しい。東京から着いたばかりの主人も空港からJOIN、 和やかな楽しい夜になる。暖炉の暖かな光の中お喋りは尽きない。 |
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友人のアートディレクターB氏が新しく買ったアパルトマンの改装もようやく終 了、まずはアペリティフにお招き頂く。パリの中では唯一と言って良い 新開発 の進んでいるエリア、何百年も変わらないサンジェルマンとは全く違う、でもパ リ市内・・・と言うのが面白い。次々に建つ新しい建物で窓から の眺めも変 わって行く、とまるで東京のよう。 |
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5月が近ずくとパリ市内はリラ(ライラック)の木が一斉に紫色の花をつける。 広場や街路樹も花の紫が春の透明な陽射しで美しく輝き、まるで日本の 桜のよ う。もう季節は初夏・・・。 |
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diary
index |
いつも旅のロマンを感じる駅の朝、リヨン駅からTGVで約3時間、国境を越え てスイスのローザンヌへ向かう。DIJONを過ぎる頃からブルゴー ニュの豊 かな葡萄畑が延々と続く。ローザンヌはスイスの中でもフランス語圏なので何と なく気持ちも楽、IOCの本部がある街らしく駅舎には五輪の マークが輝いて いる。 | page top |